休養を欲する身体
2009-10-19
朝は7時頃には起きようと思いきや、11時まで寝た。どうも身体が休養を欲しているみたいだ。心では午前中を有効活用したいと思っていたのだが、身体とギャップがある。しかし、身体の欲求通りに休養できたということが「有効活用」だと思い、素敵な休日と位置付けよう。前日に見た鏡の中の自分は、目の下に隈ができて、たいそう疲れたように見えたから。昼下がりには、駅前のコンビニ2階にあるイタリアンレストランでランチ。以前に偶然に寿司屋のカウンターの隣に座った夫婦に聞いた、「この街グルメ」の一押しレストランだ。確かにサラダにパスタに飲み物で¥800というのは、その味や質感からして安い。その上、店内は落ち着いた雰囲気で、一人で読書に耽る人なども多い。気のよさそうな笑顔のおにいさんが、愛想よく料理を運んできてくれた。この場で朝刊をほぼ隅から隅まで目を通す。日曜日は読書欄にある本に魅かれる。『地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』『新イチロー伝説』『東大合格高校盛衰史』などが気になった。また、「本の舞台裏」というコラムで、社員7人の「ミシマ社」を紹介していたのに、大変興味をひかれた。
また「羽田のハブ化」に関する3人の方の視点が掲載されていた。海外によく行く人間として、この方針は至極自然な流れに見える。この方針によって「成田切り捨て」になるわけでもないことも、「ハブ化」の意味を十分に理解していれば、すぐに分かることだ。とりわけ最近のニュース映像で、森田千葉県知事が怒り心頭な会見をしていたが、あれなどは、「青春ドラマ」を再演しているとしか思えないパフォーマンスだった。だいたい翌日に前原大臣と会談したら笑顔が溢れていたではないか。むしろ知事としての見識に疑問さえ持ってしまう。
帰宅して夕刻も読書。批評系の本をまずは読み終える。
夕食は両親を誘い、馴染みの寿司屋へ。今日はテーブル席でゆったりと両親と会話ができた。商売で人生の荒波をくぐり抜け、現在も現役で働き続ける両親の言葉はいつも励みになる。夏の間、体調が優れなかった母が、焼き魚から茶碗蒸しにお好み寿司を注文して平らげた。自分が一番食べたのではと自慢していて、体調回復に一安心だ。
休日はまさしく字のごとく「休む」。その間に読書ができたことと、両親に会えたことを心の栄養素として、今週も前向きに進んで行こうと思う。
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