夢と現実・肯定と否定
2016-09-07
二度寝の夢は素晴らしくだが現実は諸々と厳しく
ひたすら走るマシンの上に・・・
早朝5時に起きるのが通例であるが、やや疲労が蓄積していたのか珍しく二度寝をした。するとどこか懐かしい電車の車内か何かで、誰ともなしに仲間たちと興じている場面の夢を見た。個々の仲間が具体的な誰かというのは概ねのイメージしかないのだが、ともかく「楽しい」という感情だけは十分に夢の中で味わった。何かいいことがあるのではないかと、胸を躍らせて1日が始まった。だがしかし、大学へ出向いて研究室で仕事を始めると、期待に反したメールが届いていて、むしろ精神的にダメージを受けた。そのような気分ながら、その他の仕事を進めていると母からの電話。沈んだ気分がそのまま出てしまったのか、母の話に対して否定的なことを言ってしまい、比較的早めに電話を切った。どうも沈滞した「気分」は連鎖するものだ。その後も冴えない午後を過ごして夕刻が近づいた。
学部3年生は、附属校にて教育実習中である。先週を僕自身が留守にしていたことが気になっていたので、附属校へと赴いた。まずは小学校校長にご挨拶を申し上げて、校内を一巡りしようと階段を上がると、上からゼミ生の一人が降りてきて、とても嬉しそうな笑顔で出迎えてくれた。実習が始まってからというもの幾つかの困難もあり、みんなで僕に会いたいと言い合っていたのだと話してくれた。そんな風に期待を寄せてくれるのは、ゼミ担当者としてこの上ない喜び。しばし否定的現実を忘れて、各教室で熱心に先生方と反省会を実施する学生たちの姿を視て廻った。実習に出す大学側としては、学生を「現実」の現場に送り込んでいるわけである。その緊張感の中で、自己の「夢と現実」を存分に擦り合わせている学生たちの姿に、むしろ僕が励まされた。それでも尚、帰路の車を走らせると、僕なりの現実がまた頭を擡げる。「夢ー肯定」「現実ー否定」の両者を往還する一日となった。
夜はジムでランニングマシン上へ
ただひたすら60分間足を動かし続けた
「現実ー否定」が伴えども日々人生は前に進むしかない、そう自分の身体に教わった。
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