盆と正月いつもの処
2016-08-15
親友ご夫妻といつもの処カウンター内から「正月みたい」の声
いまも忘れるほどの今を大切にする時間・・・
自宅近くの親友の店が新たなる挑戦で忙しいということで、お盆期間は休業となっている。夕食というのみならず、様々な点でこの親友ご夫妻との付き合いから悟ることは多く、いつも僕の心の支えとなっている。宮崎に移住してからというもの、航空運賃の高い盆と正月には東京へと帰省することもなく、むしろ正月明けに両親がこちらへ来たり、研究学会等の所用に関連づけて東京へは、ほぼ毎月のように赴いている。(今月も下旬の予定)そんな生活の中で正月元日には、いつも親友ご夫妻と青島の店で新年を祝うのが恒例となっていた。今年はお盆となって、ご夫妻が青島に詰めているというので、僕の方からご当地へと出向いてみることにした。
1週間前には群読劇公演を開催し、熱き夏の思い出となった青島の地。サーフィンに格好の波が来る浜と自然豊かな景勝地として、ここ最近となって観光街興しの雰囲気で大変賑わっている。青島神社に連なる参道には人並みが絶えず、浜では湘南さながら、派手なビーチの光景に目を奪われる。大仰に「日本のハワイ」ともいえるような、コンパクトなリゾート空間を目指して成長の芽が出始めている。その青島に、僕がこの地と縁を結ぶ契機となったとも思える海鮮料理の店がある。それこそが、冒頭に記したカウンターの在り処である。親友ご夫妻と僕がそこに揃うと、カウンター内の料理長たる婿さんから「正月みたいっすね」の声。マスターもママさんもお店の賑わいに忙しそうに動きながらも、その笑顔が青島の今を語っているようでもある。この店にはやはり、僕がこの地と縁を結んだ「気」が存在しているようだ。
カウンターでの四方山話に花が咲く
仕事も何もかも忘れる青島の夜
今日一日を大切に楽しく生きることから、すべてが動き出すのだろう。
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