「落語に学ぶ」が始動
2010-05-30
29日(土)以前から計画されていた「落語に学ぶ」企画の、第1回が実施された。懇意にしている落語家の方から、落語のあり方について、様々な角度からお話しいただいた。その中で、いくつかの「地噺」が紹介され、どのように自分なりにアレンジして噺を作っていくかという、構造が紹介された。
古典的な落語の内容に関わりを持って、自らの創作的な噺を添えていくのは、実に楽しそうだ。日常の体験や、世相を賑わせていることなど、その添えていく噺にこそ、個性が表出する。根幹として崩さない噺の内容とのギャップが激しいほど、名人芸になるという。その域までは、ほど遠いかもしれないが、まずは自分が挑戦する噺の台本をこれから1ヶ月間で作成することになった。
会も和やかに終わり、落語家さんを交えて我々や学生らとともに、いつもの小料理屋へ。落語をネタにした語らいの場は、更に酒を加えて宵のうち続いていった。その中で、落語に挑戦する我々に、洒落た名前が付けられて会は終始盛り上がって行った。
「話芸」というのは、何とも奥深く、それを聴くだけに非ず、自ら挑戦してみることこそ、その味わいが深まって来るはずだ。これから約1年間のプロジェクトが何を産み出していくか。そんな楽しみが芽吹いた1日となった。
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