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ああ心の友よ、魂の友よ!

2016-08-12
駆け抜けた約1ヶ月・4ヶ月
ようやく我に帰って今日を見つめる
様々な感情の起伏の中でも決して見失わない人々

新設された祝日・山の日。日本人は戦後高度経済成長期、いやそれ以前から充実した休暇をとって明日への英気を養うことが不得手だと言われ続けてきた。僕が小中学校の頃、あるいは新卒教員として勤務した頃も、「欠席」は「悪」と見なされ「皆勤賞」なるものが表彰される時代であった。(もちろん今もこうした賞はあるのだろうが)かくいう僕も中高一貫校の出身だが、「6カ年皆勤」という賞をいただき、「欠席」するのは好きではなかった。というより単純に、友がいて部活のある「学校」へ行くのが好きであった。(理由に「授業」が入らないのは、教育系の研究者として皮肉でもあるが)中学校野球部時代には副主将をしていたが、主将であった親友と今は南北(九州と北海道)に離れて生活しているのだが、先頃の熊本地震のような天災など、何かある折にはすぐに思い遣りのあるメールが届く。彼とのような関係を、まさに「心の友」と称するのであろう。

赤塚不二夫の「もーれつア太郎」(僕が好きな数少ないアニメである)登場する「ココロのボス」というキャラクターがあり、人間だがタヌキだかわからない風体でありながら人情に厚く、会話の語尾を「・・・するココロ。」というのがお決まりで僕のお気に入りであった。確か彼のキャラクターは「心の友よ!」と相手を賞賛する場面も多々あったと記憶する。人生には何人かの「心の友」が必須であると、僕は折々に痛感している。「ソウルメイト」という語彙を、最近親友から聞いた。「ソウル」とは「魂」の意味で、まさに仏教的に言えば前世、どうやら宇宙的哲学でいえば「ビックバン」という宇宙創成時から互いに引き寄せ合う「魂の友」のことだと云う。ウィキペディアに拠れば、「一般的には、共通の価値観や好みといった深い親和性のある相手、気性の合った人、ロマンチックな結びつきのある相手、運命の伴侶、特別な恋人、相思相愛の相手、互いに深い精神的な繋がりを感じる大切な人、深い縁を持つ人などを意味する。」とある。人はみな一人では生きていけない。それゆえに「心の友」「魂の友」との交流を通して自らを支えて歩むしかないのである。

現在の居住地でも見出した「心の友」
電話をするとお盆でも商売が忙しいらしい
声を聞くだけで安心できる、そんな友が自らを支えてくれている。
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