家庭的洋食店さん
2010-05-26
25日(火)毎週火曜日は英会話教室である。そして最近は、その前に立ち寄って食事をする洋食屋の常連となった。いつからか、店の奥さんが親しげに話してくれるようになり、野球好きのご主人は、巨人の試合経過を気にしながら、野球の話題を提供してくれるようになった。もはや、この話せる空間で食事をすること自体が、英会話教室とセットで恒例な時間となったのだ。
また、同じ時間帯に必ずやって来る常連の老人がいる。いつも一人で杖をついて、ゆっくりとした足取りで来店する。どうやらこの曜日に、近所でスイミングをこなし、やって来るのだという。一人でカウンターに座り、ワインを注文しながらベーコン焼きなどをつまみにして、ひとときを過ごしている。いつからか、この老人とも会話をするようになり、「君はアルコールを飲まないのか」などと勧められるようにさえなった。「これから英会話教室なので」と数回断わり、その境遇がお互いわかるようにもなった。
一人でカウンターに座り、黙って食事をしていれば、それはそれで美味しい食事が堪能できる。しかし、毎週、店の奥さんとご主人、そしてこの老人と会って、世間話をすることが、何とも言えない楽しみになった。所用があり火曜日に来られない週だと、「彼はどうしたんだろう?」と話題になっているという。なので、最近は所用で火曜日を水曜日に振り返るだとか、そんな事情まで前週に話しておくようにしている。
家庭的な洋食屋さん。こんな人間的な繋がりのある店が都会の中にもあるのだ。そのわずかな時間を、日頃から大切にしていきたいと思う。
そんなわけで、最近、英会話教室へは遅刻寸前で飛び込むようになってしまった。話に花が咲くと、洋食屋さんのカウンターから抜け出せなくなるのだ。
されど、英会話を学ぶのと同等ぐらいに、会話が交わせる店は貴重なのである。
もちろん、週1回の豪華な肉料理は、活力の源でもあるのだ。
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