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フライト運てあるのでしょうか?

2016-05-28
機内アナウンスが「待機旋回」を告げる
「成田空港へ着陸変更」となり
東京経由新潟までの道程は長かった

「フライト運」というのがあるのではないかと、かねてから思っていた。過去に渡米した際に、行けども行けどもフライトキャンセルなどに連続して遭遇した経験があるからだ。それでも日本の国内線は、ほとんど定時運行されているので、地方在住となり航空機をよく使用するようになったこの3年間でも、それほど大きな影響を受けたことはなかった。この日は冒頭に記したような顛末で、時間にして3時間ほど余計に要してしまった。機械のことだから故障はやむを得ないのと、前述した過去の経験から、それほど腹を立てることではないと思いながらも、やはり予定が大きく変更されてしまうのは、気分を害さないわけではない。東京で両親と話す予定や、叔父宅に早目に到着する目論見は、尽く覆されてしまった。

羽田空港が閉鎖になると、甚だ大きな影響が出てしまう。もしやその過密さそのものが問題なのかもしれない。成田空港に振替着陸した航空機は、僕の搭乗便のみにあらず。着陸してもターミナルになかなか接続できず待機。その後も機体に適合するタラップがなく、整備清掃用の大型の脚立のようなものが設置され、一人ずつ急な階段を小雨の中に降りた。大きな荷物を持っていては困難で、老人などは降りるのを躊躇する方もいた。その後もしばらうバスで遠方のターミナルまで移動。ようやく京成線のスカイライナーに乗車し一路上野駅を目指した。そこには昼食をともにする予定の両親が待っていてくれたが、会って弁当を買って新幹線ホームまで見送ってくれるだけになってしまった。京成線や新幹線の車窓からは、見慣れた東京下町の風景が眺められたが、どうもこの日は落ち着かない気分から脱することはできなかった。

上越新幹線からは新潟平野の田園風景
親戚の面々の顔を思い浮かべながら
叔父宅に到着し歓待していただき美味しい日本酒を一献。
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