欠航便への対応

2016-05-24
「機材不整備のため欠航」
不可抗力な航空機としての事情
自己の予定の急な変化に如何に対応するか・・・

搭乗便の「欠航」が、アナウンスで報じられる。「何と!?まさか!」と心の中で呟くが、動かし難い事実である。数秒して、搭乗口カウンターへと向かい振替便の手続きへ。既に至って冷静な自分に戻っている。予定より50分後発の振替次便になると、その後の予定がどのようになるか、もう既に頭の中で計算し、その目処を立てていた。カウンターには、観光客らしい他の乗客の方も何人かいて同様の手続きをしているようだが、中には「ファーストクラスを用意せよ」といった趣旨のことを口走っているのが聞こえてきた。悲しい哉、国内線のこのクラスの機体にそこまで上等な席は、元来用意がないだろう。振替次便がLCC(格安航空会社)との共同運行であるため、搭乗口もウイングの真反対の位置にある。距離にして約1.5㎞は歩くことになるが、既に頭の中が切り替わった僕は、新しい搭乗券を手にすると既に歩き始めていた次第である。(どうやらそこにいた他の乗客の方々は、空港内でのバス移動を要求しているかのような、係員との会話が聞こえてきた。)

ある意味で航空機の「欠航」には、慣れてしまっている。米国に頻繁に渡っていた頃の経験から、その可能性は常に「織り込み済み」である。裏を返せばこれほど「定時運行」が保全されている国は、そう多いわけではない。カウンターで振替手続をしていて、地上係員の方ともそんな話をした。同時にせめて「マイル加算」でも「損害請求」をした方がよかったのか、などとこの国が極端な「クレーム社会」になっていることに思いを致した。「始発便と二番目では、どちらが欠航の確率が高いか?」などと地上係員の経験を聞き出すことで、次なる「情報資産」にしたのがせめてもの僕の「請求」であった。僕の頭の中にあったのは、米国の空港で同じような事態になった時、多くの乗客が何事もなかったかのように、次なる手続きなどの行動を冷静に行っていたのが印象的であったことだ。企業もサービス業も、ましてや教育界も、「お客」の法外な「損害請求」というクレームに怯えて、正常な行動を逸してしまっているのではないか。あらゆる公共交通機関は寸分も違わず定時に運行するはず、という思い込みに、それをほぼ実現している日本人の緻密さと同時に、姑息さと性急さ、さらには腹黒さまでもが跋扈しているのではないかと思ったりもする。

地元空港に到着し駐車場へと走る
そのまま大学へと向かい教室へ直行
ほぼ数分の誤差、まあ南国では「間に合った」内に考えていただけそうな範囲であっただろうか。
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