副交感神経が優位になるとき
2016-05-06
知らぬ間に気張っている身体ふと息を吐くとほぐれていく感覚
交感神経と副交感神経の優位さについて
仕事をしている身体は知らぬ間に気張っている、そんなことを実感することはないだろうか?起床して次から次へと何かを「しなければならない」と思うと、自ずと緊張感に支配されることになる。その”気張り”が度を過ぎると、溜息が漏れたりする。それはたぶん、身体の保護作用で呼吸そのものが、副交感神経を呼び込むのではないかと思う。息を吐くことで身体は解き放たれ、聊かの柔軟性を取り戻すことができる。ストレッチをしている際に、呼吸をしっかりと意識して吐くと、自然と筋肉の緊張が解けて伸びる感覚に近いものである。些細な呼吸一つでも、僕たちの心身と密接に関係があり、そこに自覚なき状態は危険であることに気付かされるものだ。
連休で、すっかり副交感神経を優位に過ごしていると実感できた。起床時間に囚われず、「しなければならない」ことではなく「したい」ことを流れに任せるだけ。好きなものを好きなように食べて、楽しく過ごす。読みたくなった本を読みたいように読み、欲望の赴くままに。新年度の1ヶ月で気張っていた身体が、かなり解放されてきた印象だ。この地に赴任した当時は休日であっても、身体トレーニングをするなど「義務感」ある生活から脱し得なかった。しかし現在は、良質な休日を過ごすことができている。身体を解きほぐすことは、簡単なようで難しいことだ。呼吸など自然に行われていると思いがちだが、やはり「吐く呼吸」は意識して実行してみるとよい。
心身を追い込まないこと
自らに何らかを抱え込み過ぎないこと
休日を笑顔で過ごせば、自ずと副交感神経は優位になるようである。
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