授業の遅刻防止策
2016-04-14
起床・覚醒・動作如何なる規則性の中で教室に来るか
朝一番の授業に至るまでの身体
前期時間割では、週に2回朝一番の授業がある。所属学部のカリキュラムは比較的過密で、なかなか自分の思い通りの時間割希望となることはない。聞いた話によるとどうやら前任の先生が「朝型」を好んだらしく、僕の時間割は早い時間の設定となっていると云う。更には時間割全体が4限(〜16:20)までの間で殆どの科目が設定されているので、むしろ夕方に至る時間割になる確率も少ない。「朝一番」とは8:40〜である。医学部キャンパスが車で5分ほどの場所ゆえに、移動を考慮し各休憩時間が20分の設定になっている。概ね都市部の大学の始業は9:00〜であったが、8:40〜というのは小中高校と同じ次元である。(もっとも母校学部在学中は夜間開講の関係で8:20〜であったが)この状況であるゆえ、1限の授業には学生の遅刻も比較的目立つ。この日に開講された授業でも、数分から最大20分ほどの間に7〜8人もの遅刻者がいた。(それでも「少ない」と思われる方もいるかもしれないが・・・)
「遅刻したら教室の前の黒板の隅に、自己申告で現在時刻と名前を書き記す」というのが僕の授業のルールである。教室にいるすべての人たちが「遅刻の証人」となる。大学生たるや、遅刻にいちいち苦言を呈している暇はない。ましてや講義で話をしている流れを切られるのが、僕は一番嫌いである。この日は「授業ガイダンス」の内容であったので、「見本」になる人が複数出てくれたわけである。前述の「ルール」を指示し実行してもらったが、この日は「説明」ということですべて記録としてはリセットした。来週からが「本番」でカウントが始まる。では遅刻しないためにはどうしたらよいか?常識であろうが、「規則正しい生活」以外に道はない。授業を繰り返し行っていると遅刻者は固定されてくる、これは中高でも同様だ。そういう学生は、遅刻してしまう「規則性」の流れで生活をしてしまっている。なかなか、前倒しする矯正ができないわけだ。どうやらこれは学生に限らずのようで、ジムのスタジオクラスにも必ず毎回遅刻して入場して来る方がいる。ヨガで最初の瞑想をしているときなどは、誠に迷惑であると僕は感じているのだが。
規則性ある朝の生活
1日すべての仕事が順調に流れ出す
教育実習へ向けての授業ゆえ、こうした身体性も学んでもらいたいと願う。
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