できるか?ではなくて

2016-03-10
「やるかやらないか!」
自分で限界を決めてしまっていないか
久しぶりに活気あるジムのレッスンにて

現在の勤務校に赴任する以前の5年間ほど、様々な自己改革を試みていたことを回想した。中でも身体をもう一度根本から鍛え直すことは、今にして大変有意義であった、いや必要不可欠な生活習慣であったとつくづく思う。その間に通っていたジムに、甚だお気に入りの女性トレーナーの方がいる。この度の帰省にあたって彼女のレッスンを受けて、過去の自分と出会い直してみるべきだと考えていたが、この日にようやく実現した。レッスンを事前に予約し、スタジオには3番目に入場し最前列でレッスンに臨んだ。思っていたように彼女のレッスンは実に流暢に様々な身体的知識まで提供してくれる。この日も最新のプログラムの初回お披露目という幸運な回であったが、その内容が甚だきつかった。すると途中で彼女は「できるか?ではなくてやるかやらないかですよ!」と全体に声を掛けた。僕はまさに己に対して言われたものかとハッと目覚めた心境になった。地方赴任してからというもの、そのゆっくりした時間の流れの中で、どこか自分にも甘えていたと気付かされたからだ。やはり彼女のレッスンは、身体的トレーニング以上の何物かを得ることができるのである。

身体的といえば、この日にはかかりつけだった歯科医で検診を受けた。全体的にクリーニングを施してもらい、「よく磨けています、この状態を保ちましょう」と折紙付のお言葉。その歯科医に向かう前後に、様々な馴染みのお店を訪ねた。下町情緒ある商店街で営むおでん種屋さんでは宅配で関東風おでんを送ってもらうことにした。「いつも来ている気がしたけど、もう3年ですか!」とおばさんは驚いた表情ながら、しっかり僕を覚えていてくれた。また親しかった酒屋さんの息子さん夫婦には2人の子どもが生まれて、上の子は3歳という。この3年間に家族が増えて賑やかになり、おじさんも相変わらずお喋り好きであった。この酒屋のビールで、どれだけ僕は癒され続けたことか。そして昼食は馴染みの洋食屋さんへ。明るい御夫婦と息子さんが変わらぬ笑顔で、カウンター越しの会話が弾む。その店でいつも会っていた90代の老人から、先日電話があったとおじさんが教えてくれた。かの老人はお幾つになったのかとみんなで考えたが、たぶん既に100歳近いのではという結論になった。みんなの元気な笑顔に僕は囲まれて、人生のうちでもそう多くはない苦渋の難局を乗り越えたのだと、こうした機会から精神的にも過去の自分に出会い直した思いである。

人生は「やるかやらないか」
後ろには振り返り方がある
己との出会い直しが、今とこれからを生きる自己を創り直すのである。
関連記事
スポンサーサイト
tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://inspire2011.blog.fc2.com/tb.php/2311-1754f0c9

<< topページへこのページの先頭へ >>