春キャベツの甘み
2016-02-28
夕飯はどうしようか?考えるよりまずは産直市場へ
其処にその日ある野菜で何を作るかが決まる・・・
久し振りに落ち着いた休日になったので、夕食を自ら作ろうと思いついた。カレーやシチューばかりも”芸がない”、また鍋は聊か季節が変遷してきてしまった感がある。あれこれと考えてWeb上のレシピ集なども閲覧し、概ねの見当をつけた。だが最終的なメニューは産直市場に出向いて決まる。その日に地元で採れた野菜で何が旬であるか?予想はあれど天候や地元農家の諸条件によって、置かれている野菜は自ずと変化する。買いに行く時間帯によっては、売り切れてしまっているものもある。まさにこの日にしかない邂逅を楽しみ、その日の夕食を決める。こんな自然に任せた生活にこそ、心の豊かさを感じるのは僕だけであろうか。
この日に出逢ったのは、春キャベツ。寒風に耐えて明るい光に向かって伸びた葉が瑞々しく、野菜の生命力が感じられる収穫物が目を引いた。中ぐらいの玉で130円と、たぶん都会のスーパーでは破格の値段であろう。(最近、都会のスーパーの相場を知らないが)家に帰り葉を剥いていくと、中からナメクジのような虫がいくつか、生物が生育できる環境で育てられた作物であるという安心が確認できた。全体の半分を使用し、その更に半分を千切りにして生姜焼の豚肉の下に敷く。もう半分は葉の部分を中心に厚揚とともにカレー風味の味付けで炒めた。甘熟トマトとブロッコリーなども添えて納得の夕食ができた。まさに春キャベツの甘みが舌にとろけるようで、旬の味が堪能できた。
ゆったり焦らず自然に任せる
3年間で僕自身が学んできたこと
真に豊かに生きるとは何かを考えながら・・・
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