脳内アクティブな講義のために

2016-02-19
板書をただ書き写す学生
自分で理解・整理して書く学生
後の成績に大きな開きが・・・

大学でFD研修会なるものが開催され、忙しいながら大変興味があったので参加した。テーマは「アクティブラーニングの評価」について。そこで冒頭のような話題が提供された。従来の講義形式においても、受講する学生の姿勢によって「能動的」か「受動的」かが分かれるという。それは既知のことではあるが、僕自身もかなり気になっていた点である。例えば、最近ではプレゼンテーションソフトを利用して講義を行うのだが、「スライドの(頁)移動が早くて書き取れません。」といったことを授業アンケートに記す学生がいる。たぶんこうした学生は、冒頭に記した前者なのであろう。「写す」のではなく考えた自らの理解・要点をまさに「能動的」に「書き記す」必要があるということだ。

「活動あって学びなし」とはアクティブラーニングを皮肉った名言であるが、外見よりも脳内がどれだけ「能動的」になるかが肝要である。この日の講演者の方も、まずは僕たち教員中心の受講者に「ペアシェア」を実行させた。つまりこれから話す演題について、隣の他者と共有し「聞く側」の問題意識を喚起するということ。「今この時点で、自分の中で演題について何が問題なのか」を言語化し他者に披瀝することで「聞く構え」の意識が遥かに高まるということ。そしてまた中間地点でも同じく、内容について集中して聞くことで隣人の他者と話題を表現し合うことで眠気に襲われることも軽減されると云う。何事も「一方的」であっては、自らが損をするということに他ならない。

学生が身につける力の明確化
「単位」ではなく「能力」を
大学講義の内容・方法は確実に新時代を迎えている。
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