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インドの感性に学ぶ

2016-02-18
注文したカレーの味付け
他のベースが混ざってしまったのか?
いい加減?否、柔軟な感性に微笑んで・・・

ここのところ水曜日となると、ヨガのスタジオレッスンに入ることが恒例となってきた。寒さで硬直した身体を、呼吸法と内観(自分の内側を観察すること)によって解きほぐしていく。無意識に行っている呼吸も、意識してみると普段はどれほどに疎かにしているかがわかる。また意識が外側ばかりに向かっていて、肝心な「己」を見つめていない。そんな現代生活の”錯誤”から自分を救い出してくれるのがヨガの効用であろう。もちろん凝り固まった関節や筋肉の可動域を広げて、思考ともども身体も融通が利くようにしてくれる。年齢とともに硬直した心身となることへの対策として、ヨガは格好のレッスンといってよい。

ジムに行く前に夕食を摂るのだが、街中にインド人が経営する店を見出した。様々なベースの味の本格カレーと焼きたてナンが美味しい。なぜかこのヨガに参加する水曜日の恒例となりつつある。この日も好きな味のカレーを注文すると、どうもいつもと味が違うのに気がついた。どうやら違うベースと具材とが調理の段階で誤って混ぜられたのではないかと気がついた。されど、その味が新たなブレンドとなってとても美味しく感じられた。マニュアル通りに調理されるファーストフードとは違い、こうした人間味が新たな発見をもたらしていく。特に「クレーム」を言うに及ばず、機械的な世相には希少となったインド人の感性に、そのまま舌鼓を打った次第である。

柔軟性と人間的な曖昧さ
幅があってこそ生きる可能性を見出せるのかもしれない
このくにがいまうしなってしまったものがそこにある・・・

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