大学暦も大詰め
2016-01-26
卒論修論提出次年度ゼミの決定や
諸々の計画書なども・・・
1月も下旬となり、にわかにタイムスケジュールが緊密になってくる。卒論修論の提出も間近にて、その相談や確認が個別に必要となる。また3年生から所属するゼミを現2年生が決定するのも今月中で、個別にゼミの特徴について、学生たちの進路とを鑑みた相談の機会も重なる。いずれもいずれも、個々の学生にとっては人生の一大イベントでもあり、でき得る限り懇切丁寧な対応を心掛けたいと思っている。それに重ねて、次年度のシラバスや公開講座の計画書も作成提出が間近となり、脳内で幾つもの異なる領域を兼ね備えて進む時期であると実感している。
それでも学生数と教員の比率からいえば恵まれているわけであり、研究者仲間の方々の話を聞くにつけ、決して「忙しい」などとは言ってはならぬ状況と心得てもいる。それだけに懇切丁寧に真摯な対応を損ねてはならぬと、己に言い聞かせるのである。教員を目指す学生にとって、自己の教育体験は貴重なものである。それは記憶の中で「絶対化」しがちであり、時に無意識に己が教える立場になった際の言動に影響を与えることも多い。となれば小中高校時代の「経験」はもとより、大学でのあらゆる「経験」において偏向したものであってはならないと常々思うのである。教員たるや常に学び続けなければならない、とは言い古された教訓であるが、その態度を大学教員こそが自ら示していかねばならないだろう。
教員養成の名の下に
それは「人」を育てるということ
未来を担う教員、そして子どもたちのためにも・・・・・
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