静観しヨガの道を行く
2016-01-21
凍える身体の硬直生活の中でも無理は禁物
硬さを解きほぐすヨガの時間
九州地方とはいえ、この寒気の影響でかなり冷え込んでいる。それでもまだ、太平洋に面する当地はまだよい方のようで、西北側の九州地方は雪にも見舞われているようだ。吹く風は寒く、室内にあっても身体が底冷えするような日々が続く。大学研究室には、エアコンが一機壁に装備されているが、床面が温まることはなく空気は乾燥状態となる。個人予算で加湿器を一機、机上に設置して環境を整えるよう努めている。それでも晴れた日は、窓が南側なので比較的暖かな陽射しに恵まれる。まあ環境に注文をつければ切りがないが、あとはどのように自分自身でコンデションを保つかが課題である。
ジムに行くと大抵は、スタジオレッスンに参加する。概ね、同じ時間帯に同じレッスンに参加する会員の方々の顔ぶれが決まる。その輪の中で次第にそのレッスンに参加していないと、「あれっ?」といった反応となって来る。「学校の授業」を欠席したような、緩やかな義務感のような感覚が生じて来るのだ。そんな思いも持ちながら、僕は自己のコンデションを最優先でレッスンに臨むようにしている。身体の硬直を感じれば、殆ど女性ばかりが参加するヨガのレッスンに”鞍替え”するのだ。股関節・背筋・脚の各部などを、しなやかに伸ばしたいというのがこの時季の最大の目的である。インストラクターの方に「久し振りですね」と言われ、身体の硬直を訴えると「この時季は腰痛を起こす人が一気に増えますよ」と教えていただいた。確かに生活の中では、アップ無しで硬直したまま極端に筋肉を動かすこともあるからだろう。心身が昂進するレッスンのみならず、静観することを忘れてはならない。
静観とは、
哲学的に、背後にある不変的な本体を直感すること。
思考も身体も表裏一体なのだろう。
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