失ったもの取り戻す時間
2016-01-20
思わぬ寝坊悔いても仕方なく
締め括りで明日に繋ぐ
寝床に入って何かをしようと思うと、大抵が電灯を消さぬままに寝入ってしまう。わかっちゃいるけどやめられないものだが、ともかく潔く寝入るのがよいと思う。夜の脳内は冴えることなく、早く心身ともに休めるのが得策だ。睡眠の質が悪いと必然的に翌朝の起床に響く。前日がどんなに疲れていてもすっきりと起きられるのは、安眠できたからに他ならない。朝のスタートで戸惑うと1日中、負の緒を曳いてしまう。何となく焦った感覚で物事を処理するので、行動の精度を欠くような気もする。こんな時は何かを契機に、流れを取り戻す行動が求められるのだろう。それは好きな食事をするなど、リラックスした時間が有効になることが多い。
暗くなって大学にいても冴えないので、馴染みのうどん屋に出向いて大好きな天丼を食した。無邪気に「美味い!」と思う感覚で、何かが蘇って来る。その後は、車で10分程の温泉で日帰り入浴。ここ数日の冷え込みの中、露天風呂の湯煙の隙間からは星や月が冴えた顔を覗かせている。他の宿泊客が入っていらして僕に声を掛ける「地元の方ですか?」と。今は思わず「ハイ!」と応じるようになった。この地に来た頃は必ず「以前は東京で」と、言い訳がましい口上を付け加えていた。「自宅の近くにこんなよい温泉があるなんてイイですね。」と言われて、あらためてこの「地域」環境を存分に活かして生活すべきだと自らを顧みる。凍えた心身もすっかり温まり、失ったものを取り戻した感覚となった。
所謂、副交感神経を優位にすること
「地域格差」を存分に逆利用する
PCならぬヒトも再起動の連続なのかもしれない。
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