おせち料理のこころ

2016-01-03
正月と来ればおせち料理
重箱に色鮮やかに並んだ品々
これもまた新鮮な素材で手作りがいい

ニュースでは「Uターンラッシュ始まる」などと喧伝されているが、その「上り」を尻目に「下り」の便は意外にも穴場であった。早割を利用したこともあったが、それほど高くもない料金で航空券が確保できた。というのも、比較的温暖な此地へと、しばらく両親が骨休めに訪れるためのものである。空港へと出迎えに行くと、予定よりも5分早く搭乗便が到着したという表示。出口の自動扉が左右に開き、両親が笑顔でやって来た。空港からも車で10分、何せこの交通事情だけは九州でも他に類を見ない大学(自宅)の立地である。そのまま暫く自宅リビングでゆっくり寛ぐ時間となった。

夕刻になると母が”煮しめ”を作り始めた。蓮・牛蒡・人参・里芋・厚揚などが出汁で煮込まれて行く。暫くその補助役を務めて、どのように”煮しめ”ができていくのかと要領を学んだ。出汁の使い方と調味料の具合次第で、ほぼ味が決まる。子どもの頃から重箱の中の品を選んで食べていたが、その味はこうして作られていたのかと、その過程を知るのは興味深かった。里芋などは関東の品とは聊か品種に違いがあるのか、母は思い通りに仕上がらないと言う。更には醤油を始めとする調味料も微妙に味が違う。生活している僕は「郷に入れば郷に従え」で舌が慣れ切ってしまったが、この味の違いが関東と九州の距離でもある。産直市場で購入した地元産の紅白蒲鉾や伊達巻きとともに重箱に顔を揃えた品々を見て食べて、ようやく本格的に正月が来たと実感した。更には、これもまた地元産の刺身が実に美味しかった。

既製品も多い中で
やはり「おふくろの味」でお正月を寿ぐ
手作りおせち料理のこころを大切にしたいものである。
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