「気」に接し色褪せないために

2015-12-24
何年ぶりだか箱の紐を解き
小さなXmasツリーを出してみた
白い枝に電飾鮮やかである筈だったが・・・

東京から現在の勤務地に移って3年目の年末を迎えている。移住当初はさしあたりのアパート仮住まいであったが、現在の家屋に落ち着いてちょうど2年の月日が経過した。概ね生活用具の整理も進んだのだが、中にはクローゼット内で眠り続けていたものもある。休日にあたりゆっくりとした時間を過ごしながら、ここ何年も顧みなかったXmasツリーをそこから出してみた。通常の緑色で樅の樹木に模したものではなく、ファイバーのような繊維状の白い枝に電飾が灯るタイプの小さな代物である。過去には鮮やかな白色に電飾の多彩さが美しかった印象が強かったのだが、箱から取り出してみて聊か驚いた。その白色の枝が尽く黄ばんで色褪せているのである。まさにこれが年月なのだと自分に言い聞かせつつ、恐る恐るコードを差し込みコンセントに繋いでみた。すると、電飾は問題なく多彩な光を放った。ただどうしても僕の感覚では、あの元の白色の印象から抜け出せず、その黄ばんだ枝の色が気になって仕方ない。しかし冬至の翌日ゆえ、早々に辺りは暗くなる。すると電飾のみが目立って、枝の色は特に気にもならなくなった。2晩ほどであるが、この光の彩を楽しんでもよいのではと考えるようになった。

しかし、保管のみで使用しない品物は劣化するものだと、あらためて世の定めを感じる今日この頃である。「気」に曝すことの大切さというおうか、動かさないものは生物も品物も退化してしまうのである。ちょうど夜の10時から、80歳になりなんとする長嶋茂雄さんのインタビュー番組が放映されていた。その最後で長嶋さんは「現在の夢は何ですか?」と問われて、「走ることですね」と答えていた。脳梗塞からのリハビリをメディアに公開した理由は、「全国でこの病気と闘っている人たちに、勇気を与えたいから」とも語っていた。どんな苦境にあっても長嶋茂雄は長嶋茂雄なのであり今も尚、「走りたい」という願望を絶やさない。古き良き昭和とは、この「背番号3」とともに世相が活性化してきた時代でもあった。「スイングは音ですね」と語る長嶋さん、やはり「気」の流れこそが何事においても基本になるのではと、傍らで光るXmasツリーと見比べながら痛感する宵の口であった。

淀んだ水は腐敗する
長嶋さんの「走りたい」という願望の彼方に人々は希望を見据える
自分自身の思考・身体・身の回りを劣化させないために心掛けておきたいこと。
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