創作は素材との邂逅から

2015-12-09
届けられた書籍
産直市場のキャベツ
創作へ即座に一役の一品たち・・・

大学の先輩である辞書編集者の方から、新刊の御著書が届いた。長年、辞書編集部一筋に活躍して来た多様な粋がまとめられている。週末にお逢いする予定があるので、略式ながらSNSを利用して御礼を早々に伝えた。手紙をしたためることの重要性は心得ているが、即時性という点でSNSの利用は魅力的でもある。先輩からも早々に返信をいただき、御著書の位置付けが尚一層明解になる。折しも翌日から3回ほど、学部1年生配当教科専門科目「国語」の複数担当回の順番が巡って来る。僕の役割は「国語」を小学校で教えるにあたり必要な力をつけるべく、教科の性質や枠組みと内容学との関連を理解してもらうことである。昨年のスライド表示を見ながら、どこか物足りなさを覚えていたので、先輩の御著書からヒントをいただき、学生の日常言語感覚を問い直す内容を付加することにした。あらたな内容も加わり、140名という本学部では多目の受講者の講義を、更に活性化できる「創作」となったと自負できる。

そんな講義準備の合間に、夕餉の材料を求めるべく地元の産直市場に出向いた。果物は蜜柑に林檎など冬の代物が賑やかに並べられている。奥に行けば、ポインセチアなどXmas仕様の花が所狭しと美しく笑いかけて来る。その先の葉物野菜も充実していて、思わず積み上げられたキャベツに食指が伸びた。大きめのサイズが多い中で、唯一こじんまりした大きさのものが僕には大変稀少な存在のよううに思えた。もとより、大きいものを買い込んでも食べ切れずに余らせてしまうのがオチである。そんなわけで値段も多くが100円の中で、80円である一品を選択した。その夜は冬になってこその、シチューを作ろうと目論んでいた。ジャガイモ・ニンジン・タマネギに加えてブロッコリー、もうそれだけでシチューの具材は満杯になってしまった。そこで前述のキャベツに包丁を入れてみると、見事なまでに新鮮な色と香りがした。よってキャベツはシチュー内で煮込むよりも、そのままシャキシャキと食べる方が得策であるとなった。胡麻油と醤油を使用したドレッシングの創作も相俟って、野菜中心である納得の夕餉と相成ったわけである。

素材との邂逅が
創作にあらたな味を加える
面倒くさがらずに素材を探す眼と関係性が、日頃から求められるのであろう。

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