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溢れる抗菌商品をどう見るか

2015-12-02
「抗菌」ばかりが巷間に溢れるが
果たして「菌」はそんなに悪いのか?
純粋無垢も危うさが伴うのでは・・・

CMを見ても、街中の吊革・手摺でも「抗菌」と表示されてウリにしている商品が氾濫している。映像などでは「菌」そのものが「絵」となって表示され「悪者」扱いされ、洗剤類がそれを引き剥がすが如く排除する構造が描かれることも多い。だが果たしてそれほどまでに「抗菌」が、僕らの生活に必要なのであろうか?あるWebサイトを閲覧していたら、抗菌手指ジェルやうがい薬などは、過剰に「菌」を排除してしまい、所謂「善玉菌」の類まで除去してしまうので、むしろ手肌や喉によろしくないという見解が述べられていた。その真偽のほどを判断する材料を僕は特に持たないが、一理ある考え方ではないかと思うのである。

父と知人と海外旅行に行った際に、食事前に「除菌ウエットティシュ」を僕が携行し、2人にも提供したところ、その知人が「俺は要らない」と使用を拒否したことが印象的だった。彼は日本でも屈指の登山家で、幾多もの命懸け登山を若い頃から敢行している強者だ。登山という自然に溶け込む所業においては、「菌」を含めて同化しなければ為されない一体感があるのかなどとある意味で深く考えさせられた。腸内細菌や善玉コレステロールなど、僕たちの身体のために有効に働く「菌」もたくさん存在する。あらゆる箇所を除菌する”潔癖純潔主義”は、むしろ自然との均衡を著しく破壊する要因になるのではないだろうか。などと考えると社会そのものが、陰湿ないじめ・子どもの虐待・部門の専一統合・差別煽動等々・・・「除菌」的発想による「排除」が横行してやいないであろうか。誠におそろしきことである。

先進の商品と思い込み
われわれは「人」として忘れてしまうものがある
異質な他者と出逢うことの重要性が地方でこそわかってきた気がする。
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