冬の月冴えて・・・
2015-11-27
寒さを初めて実感準備は既にできている
気付いたときに事象は完了している・・・
暖かい「秋」が続いていたというか、それこそ「夏」が尾を曳いていたような特異な気候が続いていたことは、先日の小欄にも記した。さすがに11月も下旬、旧暦でも10月半ばとなったので、冬の寒さが到来したと実感する1日であった。まさにこの文章を書き付けている今も、足元へ向けて暖房機が働いている。日頃から換気をしていた小窓なども閉めるようになり、新しい炬燵にも蒲団を掛けた。日中の講義などでは、教室で話していると暑かったので、すぐにジャケットは脱いでいたものだが、昨日ぐらいからはちょうどよい気温になった。更なる厚手の冬衣もいよいよ出番である。
宵の口、ジムから帰り自宅の車庫で夜空を見上げると、実に綺麗な月影が冴えていた。「秋」とも違い、ましてや「夏」では思いも付かぬような、「冬」の月の趣である。身体を冷やさないようにと配慮しながらも、こうした冷気に身が引き締まる思いもする。元来、冬生まれのせいか、僕は冬の方が頭も冴えわたることが多い。とはいっても、長い日本列島の南国の冬。北国の豪雪の便りを耳にするに、ありがたき環境に居住しているのだとあらためて実感する。正直なところ、研究職の採用公募は、北から南まで全国場所を問わず専門が合致すれば応募していたのだが、この地に根を降ろすことになった縁を噛み締めることも多い。「冬の到来」が「楽しみ」などと悠長なことを記しているのも、この地における自然の恵みのおかげであろう。
身体トレーニングの成果は
数ヶ月を経て現れて来るものだ
季節も気付かぬうちに近寄ってくるものなのであろう。
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