fc2ブログ

想いを現実にする過程

2015-11-18
妄想・夢想・構想
そこに留めず実行するということ
現実に到らしめる孤独な時間があって・・・

今年度芸術家派遣事業第2弾として、親友の落語家がこの地へやって来る。昨年に引き続き2校の小学校を訪問してワークショップを実施する。更に今年は、大学の公開講座でも正式にゲスト講師として寄席を実施する計画だ。昨年は空いた時間を利用して、なるべく学生たちにも落語に触れてもらいたいという願いを親友は受け止めてくれて、ボランティアで3席も落語を披露してくれた。しかも単なる大学の講義室で、大きめの教壇に座布団を置いただけの無味乾燥な演台でも、熱演してくれたことが思い出される。今年は、親友も春先に真打ちに昇進したこともあり、「師匠」にそんな粗雑な環境で一席をお願いするのは僕の気持ちが許さない。そこで一般向け公開講座の予算を獲得し、「寄席」として多くのお客さんに楽しんでもらう予定である。

こうした「想い」を「現実」にするのは容易ではない。公開講座では受講生数という、目に見えた成果を上げておかねばならない。更に苦心したのは会場設定である。昨年の講義棟から図書館視聴覚室に移動し、だいぶ「講座」らしくなってはきた。だが、やはり「寄席」の雰囲気を出すには、それなりの苦心が必要だ。やはり落語には「演台」と「めくり」は必須であろう。この日は、先頃購入した赤い布を、長机3脚に合わせる作業に追われた。一定の長さに裁断されているが、そのままではなかなか上手く「演台」に見えるようにならない。あれこれと模索した結果、三分の二の長さに切って分割して使用するのが最善であるという結論に至った。どうもこうした作業をしていると時折、孤独感が涌き上がって来る。「なぜ独りでこんなことをやっているのだろう」と自問自答する。だが試験的に出来上がった会場を眺めて、来場する受講者の方々の笑顔を想像すれば、すぐに前向な希望が湧き上がる。この過程こそが、歓びに至る重要な過程だとあらためて認識した。

世は「実行」してこそ意味がある
どれほどの「夢想」を抱いて前進できるか
どんな道を歩んでも孤独はあれど、親友に支えられてこそ生きることができるのだ。

関連記事
スポンサーサイト



tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://inspire2011.blog.fc2.com/tb.php/2197-8d30bb0f

<< topページへこのページの先頭へ >>