冬眠・蓄積・怪訝な顔

2015-11-03
冷え込みが身に沁みる
身体も冬支度な兆候が
そして動物たるヒトもまた・・・

朝方の冷え込みが一層増した。手足の先などには、その冷たさが沁み入るようだ。寒さは身を引き締め、脳を覚醒させるような気がするので嫌いではない。元来が真冬の生まれであるからだろうか、納得できる論文などは、秋から冬の時季に書き記したものの方が多いような気がする。動物ならば冬眠の時節であるゆえ、この間に蓄えたもので春先から夏にかけて活動するのが自然の摂理なのかもしれない。先月末でやるべきことが一段落したので、再び次の論文や発表構想に眼を向けることにする。活字になったものへの批評が記された葉書が届けば、尚更次への意欲が昂進するものだ。

世間でも寒さのせいか何やら、人々の顔が歪む。それまでは親和的に対応していた人が、急に意味も分からず疎遠な視線となることもある。居住市内の比較的コンパクトな人間社会は、こうした表裏が垣間見えるのだが、その度ごとに「地方」の地方たる所以を自覚することになる。中国故事に曰く、皇帝がある人物のよい噂を聞きつけて重用しようとしたところ、当人はそれを断ったという。その理由は、皇帝が直接自分に会って人物を判断したわけではなく、あくまで「噂」で判断したゆえ、皇帝の判断が負の「噂」に傾いた場合に「冤罪」のような結果になることを避けるためだと、その賢人は語ったと云う結末だ。誠に巷間には様々な話題が渦巻くものであるが、どんな時でもどんな人にでも、自分が自分の耳目でその人物を判断して対応するようにしたいものである。

怪訝な顔は自らを貶める
寒さの中でも喜ぶ犬の如く
時節を前向きに活かした生き方がしたいものだ。
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