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授業を創る楽しみ

2015-10-21
学習者反応の面白さ
予想しながら展開を思案する
それがただ1回きりのLIVEとなる

日常の大学講義は、シラバスでは概ね前年までと同じ指導計画にはなっていても内容は毎年変化し続けている。まるでソフトやアプリにアップデートがあるように、現在の勤務校に赴任してから3年間で次第に進化して来たと自認できる。今期は特に教室を学部講義棟から図書館ラーニングコモンズに変更し、自由に移動できる机椅子を活かした班別活動を主軸とする受講者の能動的な講義へと変貌させた。とりわけ教育現場での実践を旨とする教員養成で、実習などの現場で活用できる力を養うべく、知識のみならず教師としての身体やコミュニケーションに資する内容を目指している。その思案の段階であらためて己が気付くことも多く、こうした”アップデート”に重要な意味を見出さざるを得ない。

また、小中学校での指導法を教授する立場の者が、自ら現場で授業ができなくてどうするのだろうという疑問もある。僕の場合は、中高の現場経験が長いのであるが、昨年は附属中学校で、今年は小学校で、共同研究の一環として現場の教壇に立つことになっている。その小学生を前にする機会を来週に控えて、学習指導案を構想しているのだが、これがまた実に楽しい思いを伴っている。聊かその構想の一部を披瀝するならば、小学校6年間で学んだ「音読・朗読」の指導事項の確認を、実際に「声に出して読む」ことで展開する。その方法が身に付いていれば、中学校に進学した後に、どのような発展へと接続するかという小中一貫教育への提案でもある。小学生は概ね「音読」が大好きで、声高々に読むのであるが、果たしてそれが有効に作用しているのか?またなぜ中学生になると次第に「音読」が頽廃的なものになり、高校生になると絶望的になるかという原因を炙り出す端緒となればという思いがある。実践そしてそれに伴う問題意識を構想するだけで、誠に胸が高鳴るのである。

授業は「再放送」にあらず
常にその場限りのLIVEであるのだ
「能動的学習者主体」を本気で考えるためにも・・・
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