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ありがたき兄貴分

2015-10-10
風貌も声も大きく
酒を呑み駄洒落に浸る
兄貴頼もし

学会での様々な先生方との交流は、研究者としての財産でもある。ちょうどうノーベル賞受賞の報道で、ともに研究をしていた方などがお祝いのコメントをするのを眼にすると、その両者の関係性などが容易に想像できる。近接した分野を研究する方々との会話には、幾多のヒントが埋め込まれている。多くの他大学の研究者と会う中で、やはり同窓の方々との情報交換は、どこか心に安らぎが生まれる。それはまだ青臭かった駆け出しの頃から、相互に知っているという年輪が感じられ、常に刺激を貰う特別な存在のようにも思われる。

秋の学会シーズンとなり、この週末は岡山大学へ。地方国立大学での開催ということシンポや研究発表のみならず、大学のあり方や学会運営などにも興味が持てる。ということで、早々に昨日夕刻に岡山入りした。すると僕が学部時代に助手をやってらした兄貴分ともいえる先生も先乗りし、僕と近接したホテルにチェックインという。となれば、僕たちの恩師らの流儀として酒を呑まないわけにはいかない。連絡を取り、近くの寿司屋に繰り出した。明日のシンポの内容を探ってみたり、国立大学の今後のあり方や母校の現状など、肴たる話題は多岐に及ぶ。そして2年後に僕の大学で学会大会を開催するにあたり、その準備の進捗状況などを語り合う時間となった。誠に学生時代からのお付き合いというのは、心温まるものである。

あらためて己の学問を問い直す
そして学会に僕がどのように貢献できるかということ
ありがたき兄貴分のことばに、現在過去未来の己を映し出す。
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