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ウミガメが開く郷土の学問

2015-07-24
ウミガメ上陸率全国2位
クジラ・イルカの座礁も多し
郷土の自然と環境へ開かれた学問

大学内で学部・教職員の枠を超えたセミナーが開催されることがある。各学部が持ち回りで2名の教員が選出され、各研究テーマについて講じるという機会である。学長をはじめ他学部や職員の方々も聴衆となり、分野を超えた話題が提供される。今回は僕の所属学部が担当ということもあって、予定を確保して出向いてみた。すると会議や事務的場面でしか知らなかった先生方の研究分野や次元がよくわかり、大変興味深かった。理科講座の先生は、郷土の海の生物生態について、様々に実践検証的な研究をしつつ「海洋教育」へとその内容を開こうとしている。その内容に触発されるとともに、自己の研究はどこまで「開かれているか?」などという問題意識が高まった。

大学から至近の海岸で、ウミガメが産卵に上陸する。ウミガメは太平洋を東西に往還し、成長し故郷の浜へと帰還し産卵をする。地磁気を察知する能力があり、ほぼ自己の産まれた浜へとメスは還ってくると云う。単なる生態観察のみならず、ウミガメが棲息し産卵するということは、自然に恵まれているという条件が必要で、環境問題にも通じる問題意識も起動する。理科教育とは一口に言っても、子どもたちがこうした郷土の海を知るということは、大変貴重な学習機会となるだろう。クジラやイルカの座礁も比較的多く発生する土地だともいうが、その生態には哺乳類進化のあり様が克明に刻まれていることも、あらためて認識した次第である。

さて果たして僕の学問は、郷土に「開いた」ものであるか?
地域特性を活かした学問の方向性をどのように確保するか
若山牧水・短歌・音読・ことばとコミュニケーションなど、自己の更なる模索が起動する。
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