食べきれるだけがよろし
2015-07-11
防腐剤等無添加そんなパン屋さんの代物
保存せずすぐに食べると云うこと・・・
食パン1斤を、どのくらいの期間で食べるか?家族の人数にもよるだろうが、せいぜい2〜3日というところだろうか。長雨で湿度の高い日々が続くので、食品の保存には注意が必要だ。食パンの場合は、2日目となると冷蔵庫に入れてその後は焼いて食べるようにしている。近所にある馴染みのパン屋さんの商品は、防腐剤無添加を唱い放置すればすぐにカビの餌食となる。ここのところ賞味期限が短い食品にこそ信頼を置いているので、僕にとって格好の個人経営店である。企業利益を追求すれば、長い間の賞味期限を求めることになるが、化学薬品の人体の影響を考えると「食べきれるだけ」を食しているのが、より自然ということになる。
出張先で土産物を選定する際もまた同じ。時折、店員さんは「・・月・・日まで持ちます」などと「長い賞味期限」を自慢げに喧伝することもあるが、へそ曲がりの僕にはまったく逆効果なのである。先月は毎週のように出張であったが、三重県は伊勢の「赤福」の「2日間」が最短の賞味期限であった。(ゼミが火曜日だったので学生たちの土産に購入した。それにしても学生たちは、「赤福」の過去を知っているのだろうか?)また最近は、家でカレーを作る際もせいぜい2日間で食べきれる量にしている。(鍋の中で保存するカレーは雑菌天国だと云う。第一、冷蔵や冷凍するよりも作り立てが一番美味しい。)昔からすれば保存食が巷間に溢れる時代。レトルト・冷凍・加工食品などの”利便性”を僕は”買わない”ようにしている。
営利よりも消費者第一
街の個人経営店が貫く方針に心からの拍手
個人より国・企業・組織の利益という暴論が跳梁跋扈する世の中で・・・
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