見知らぬ街の夕食ひとり歩き
2015-06-21
偶然歩いた道に佇む飲食店の店構え
妙に引き込まれる店を発見するのはなぜか?
見知らぬ街を訪れた際の楽しみは、やはり美味しい料理であろう。現在の居住地や東京には何軒かの馴染みの店があるが、偶有性の海のなかで出逢う飲食店というのも実に面白い。場合によるとまさに一期一会であるかもしれない、などという思いを巡らせながらも、再度訪れたいと思うかどうかを自らの舌の感覚に託す。この日も、駅から宿泊するホテルまでの道すがら、古い佇まいの串揚げ居酒屋を発見してしまった。
宿に荷物を置いて早速向かうと、昭和の雰囲気漂う1本100円の表示に戸惑いながらも、1人前は3本からの注文であることを周囲の客の具合から知った。串カツ・ねぎま・うずらに加えて白菜漬けを注文し瓶ビールを手酌でやる。眼の前にはソースが流し込まれたトレイ、そして味噌が満載された大きめのボールがある。もちろん?焼き物を扱う女性は無愛想だ。そして串揚げ鍋の前には、会計を一手に引き受ける女将さんが、長年の年輪を表情に浮かべるように座り込んでいる。追加でつくねとイカ団子を注文し、しめて2600円也であった。
ご飯ものがなかったので
ちょっと梯子で珍しく中華料理店へ
見知らぬ街の夕食ひとり歩き
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