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一本のメールから

2015-06-19
メールは対話の具である
返信や反応について様々に考える
心を込めてキーボードを叩くとき

果たして1日に何本のメールを眼にしているのだろうか?大学へ行ってまずPCを起ち上げて、最初の作業がメールを見ること。少なくとも10本程度のメールが学内連絡を中心に届いている。多いときには数十本という場合も稀ではなく、聊かチェックができない期間があると、その後にはあまりの多さにに辟易することもある。だが、標題を見ながらほぼ選別する”眼力”も昨今は養われて来た。そして素早く分類しフォルダーに格納。即答すべき内容であれば、返信に気遣いをする。更には携帯メールで届く情報もあり、本当に1個人が接する情報量は過去には比べ物にならない状況だ。

それでも自分が仕事上や意志をもって発信した内容に対して、的確な返信や反応があるのは嬉しいものである。この日も、僕の発信に対して研究室までご丁寧に書面を届けてくれた先生もいらした。またある出版社に研究関連の書籍を注文するメールを出すと、返信とともに(実質的には返信を見る前に)研究室の電話が鳴り、手続き上の問い合わせがあった。僕は商家に育ったせいか、電話が鳴ると3回程度で取るべきと即応してしまう。その感覚からすると、メールに対する反応というのも、(もちろん出版社は商売とはいえ)早ければ早いほど気に掛けてくれているという親身さが感じられるものである。

この氾濫する情報社会を上手く泳ぐ
されど必ず最後は人として相手を思いやる心が肝要
文字と声との関係性がこんなところにも垣間見える
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