「自律的」に活動するとは?
2015-05-31
考えている己を考えること自分を外側から見つめ直す
話したこと書いたものを受け止めて・・・
結果より過程が大切、などとよく云われる。その割に世間は、依然として「結果」(成果)を評価することに偏りがちだ。経済でも諸々の業績でも、求められるのは「結果」である。眼に見えてわかるものが、他には代え難く説得力があるのも確かであろう。また日本では「陰での努力」が賞賛されることも多い。人知れず積み上げたもので成果を上げる、その最終的な結果を見せて過程は見せないのを良しとする傾向もある。だが今や、「できない」ことが「できる」ようになった過程について自覚的になることも必要であるという方向性が提起されている時代だ。
あることが「できる」ようになるとは如何なることか?場面・状況が一変したとしても「できる」状態を保てるのが、真に「できる」ということ。その場限りではなく、広く敷衍しても発揮できる力が求められるということ。そのためにも、自分がどんな過程を経てどんなことが「わかって」、どんな「表現」「行動」をしたかを捉えておくことが肝要のようだ。「陰での」に対して自らは大きく眼を見開いておく必要があるということだろう。そうした意味では、「表現」「行動」の記録を残しておくことが重要である。
小欄のネタ帳となる1日1頁の手帳
そしてこの文章そのもの
自己表現したものは自らの為でもあると外側から知る
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