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休養は悪にあらずして

2015-01-27
自分の体力への過信
できると思ったが勇気を持って撤退
休養も鍛錬のうちにして・・・

東京での研究学会から戻り、再び日常が始まった。授業と学生対応、様々な事務処理などを滞りなく進める。そして夜となれば、ジムへと向かう。その前に夕食を済ませようと、馴染みのうどん屋に立ち寄った。すると店主がインフルエンザで暫く休業という貼紙があった。日常から誠意ある対応と、こだわりのある食材で調理されたうどんの質の高さに信頼があるので、この事態にも何ら腹立たしい気持ちにもならない。むしろ店主の回復を願う気持ちが湧き上がった。世間では「・・叩き」といった行為が横行するが、実行している者こそ「怒り」で自滅する精神に追い込まれていることが多い。日常から至って他人を許せる穏やかさを以て生きていたい。

ジムでは、月曜日に予定しているスタジオプログラムを2本こなす予定であった。しかし、1本目のプログラムで、身体が思うように動かないことを自覚。確実に週末の疲れがあると強く感じた。それでも1本には集中し、トレーニングを終えた。問題はそこからである。2本目を実行するや否や・・・。筋肉鍛錬は、疲労を伴ったまま行なえば効果は半減。それならば最良の行為は、早々に帰って寝床に就くことだと思い直した。何事も忍耐や負けじとする心も必要な場合がある。だが、穏やかに自己分析し最良の方法を選択することも重要だ。日本社会はどうやら、未だ「休養」への眼差しに偏見がある。「皆勤」を賞讃する文化があるということ。だが、精神的な余裕を生み出す行為を、自信をもって堂々と実行してこそ、明日への光が見えることを知るべきだ。

慌てずに今できる最良を選択する
何事も心の余裕が安定を生む
休養は悪にあらずして・・・
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