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希望の一番星を求め続けよう

2015-01-11
「絶望之為虚妄、正与希望相同。」(魯迅の日記より)
(絶望の虚妄なること、正に希望と相同じ。)
この逆説に一番星を求め続けたい。

今年度公開講座の最終回(全8回)。受講者の方々に「朗読したい題材」を選定してきてもらい、その朗読に基づき「対話」を醸成するという趣向とした。これまで文学作品冒頭文・詩歌・『走れメロス』『平家物語』などを僕の方から題材を提供して来たが、その効果よろしく多彩なテキストを選定していただき、充実した対話を創り出すことができた。そして「なぜその作品を選定したか?」という点に、みなさん深い思い入れがあった。

「思い入れ」とは何であろうか?僕たちの豊かな読書生活を可能にするのは、「自己」を起ち上げてテクストに向き合うからであろう。人生で出会う様々な喜怒哀楽、そして苦難に向き合った際に、自己を相対化する読書があるかないかで、その乗り越え方に大きな違いが生ずるように思う。受講者の方々も、自己の人生を鏡に映し、そしてまた「後ろ鏡」にも複眼的に映し出すことで、各自の「生きる」を支えていらっしゃることが十分に伝わって来る朗読であった。

仏での事件を新年から眼の当たりにし、
戦慄の時代に既になっていることを自覚する。
文学を愛する受講者の方々の感性は、僕と同線上かそれ以上に豊かであった。

それが僕の一番星!
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