良質の睡眠に勝るものはなし
2015-01-10
闇に身を置き閑かさに浸り
閃く朝に向かって
欲を出すとろくなことはない。就寝前に読みたい書物をあと一章だけと思いきや、そのまま寝入ってしまっていた。こんな経験は、みなさんもおありではないだろうか。電気の無駄遣いでECOにも反し、その上に良質な睡眠がとれずに翌日に悪影響を及ぼしてしまう。潔く明日への希望を抱くなどして、寝床に入ったらまずは電灯を消してしまうというのがよさそうだ。同じ睡眠でも、光の中でと闇の中でとは、その質に大きな差が出ることを痛感した。
光と睡眠の関係は甚だ重要であるらしい。就寝前にPCやスマホ画面を見ると、バックライトの刺激によって覚醒してしまい、良質な睡眠へ入れないといった話題は、多くのメディアが話題にしている。それが睡眠障害に至る場合も多く、中高生などでその状態に陥っている者がたいそう多いらしい。もしかすると過去よりも、授業中の居眠りの頻度は上昇しているのかもしれない。もちろん、大学生でもその傾向は否めないのであるが。
もはや人間という生態を超えた文明が氾濫していることによって、その本能的な機能への影響を心して調節しなければならない事態になっているのかもしれない。電気のない時代であれば、夜にこれほどの光線を浴びることもなかったであろう。日の入りとともに睡眠のための準備が始まり、日の出とともに活動の準備が始まる。「蛍雪の功」という故事成語があるのも、夜読書の為の灯りを希求した結実である。闇もなお、大変重要な役割があるということだ。
都会では特に闇が皆無であった
地方に来て道路の暗さや、月の明るさを知覚するようになった
閑寂この上なく、早起き鳥の声に目覚めることが良質な睡眠の証でもある。
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