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仮の宿りたる名前

2014-10-16
呼び方で関係がわかる
「犬」と言うか名前を呼ぶか
我々人の名前にも様々な側面がある

来月、友人の落語家を招き小学校でワークショップをする計画がある。首都圏に住む彼を、この地に迎え入れる為に、航空券の予約をしようとした。親しいにも関わらず、ついつい彼の本名を忘れていた。2012年に彼とともに九州行脚の旅をした際にも、僕が航空券等の予約担当であったので、確か本名を聞いた。だが、2年もの間1度も本名で呼んだことはなかったので、すっかり忘れてしまった。いや、もしかするとあの時は、芸名で予約したのかもしれないという記憶が蘇った。

今回、本名をメールで送られたが、僕の実感ではまったく彼の実態に即さない。僕は職業上、言葉の機微には敏感なので、本名に干支の漢字を一字発見すると、「同級生だったんだね」と返信した。するとその干支よりは、一つ後の干支の生まれであるという。その上、生まれの干支と本名に付いたもう一文字を組み合わせると、実に洒落の利いた名前になるので、そんな返信が来た。さすがプロ!メールにも落ち(下げ)を忘れていない。

名前とはあくまで仮の宿りなのか。落語家の彼は僕にとって、芸名の一部を愛称で呼ぶのが一番親しみが持てる。世間では職場や家庭においても、「役割」で相手を呼ぶことが日本では多い。「・・先生」(学校に限らず)「・・課長」(場合によると・・も無し)「お父さん」「お姉ちゃん」等々・・・。よくよく考えると、実態よりも集団内での「役割」を重んじているのではないだろうか。むしろその「役割」以上の親密な関係を意図的に排除するような場合もあるが、家庭などの場合、それも考えものだ。こんな点に意味を読み取るのも、一つの文化であると思う。

落語家の来訪が待ち遠しい
きっと本名を知った意味のある付き合いとなるだろう
されど芸名の一部で呼び続ける・・・名前もファッションの如く仮の宿り
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