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自然と、自然に、生きるということ

2014-10-06
「大切なのは
 あなたが他人から
 そう見て欲しい
 自分であること
 ではなくて
 あなたがあなたらしく
 あるがままの
 自然な自分でいること」
(葉詳明阿蘇高原絵本美術館の展示より)

かねてから『リトルツリー』という絵本に魅せられ、自然を心身そのものを以て共生する感覚の素晴らしさを覚えていた。それも今回のプロジェクトに参加してもらっている女優である友人が、その作品の朗読を得意としているのが契機であった。絵本の原作者である葉詳明氏の原画などを展示する美術館が、阿蘇にあることにも惹かれていたので、台風接近という悪天候に物怖じもせず、僕ら3名は阿蘇へと向かった。

友人が事前に連絡をしていたゆえ、美術館館長の詳明氏の弟・詳鼎氏が館の内外を案内し説明を加えてくれた。東京からこの大自然のある阿蘇に移住したこと。自ら大地の草刈りを地道に続け、小径を造り森を護り、物語世界のような丘一帯の敷地を造成したこと。そこは夕方以降、動物たちの天国で、猪・狸・狐などが共生する里山であること。至近の森には、通常では教えられないという秘密の樹木と磁場があること。人間は本能を回復する為に、森の中に身を置く必要があるということ等々・・・、様々な興味深いお話を伺うことができた。

人は喧騒の中で、競い争い苦しみ絶望し身を削っている。都会とは、そんな心身を”消費”してしまうが如き経済という魔物の跳梁跋扈するところである。多くの有識者が、真の豊かさとは何か?という命題に提言をして来たはずだが、いつまでもこの魔物を好み肥大化させる先導者が後を絶たない。国土は汚れ追い込まれた人は身を滅ぼす惨状に対し、自然はあらゆる手段で警鐘を鳴らしている。だがその音を聞く耳を持たない・持てない人間どもが多過ぎる。

悪天候も自然のうち。僕らは霧に巻かれながら草千里を目指し、自然に栽培された素材の蕎麦を食し雨の湧水地に喉を潤し、ローカル線の駅で営業する小さなCafeで心身を癒した。ギタリストである友人の知人で、この阿蘇の地に移り住んだ女性が、この地の魅力を存分に案内してくれた。彼女は自ら田んぼで米を作り、畑で野菜を栽培し、この自然と共生している。火山噴火という地球規模の胎動から生まれた、まさに自然の宇宙的空間で生きることを見つめ直す。地方生活を始めた僕自身の思いと、共感できる点が多々あり、ここにもまた新たなる同朋を見出すかけがえのない出逢いとなった。

「大切なのは
 いつもすっきりと
 前を向いて
 歩き続けること
 そうすれば
 道は自然と
 ひらけます」

「私は、絵本を通して
 美と夢、
 愛と思いやり、
 平和や祈りの心を
 伝えていきたいと思っています。」
(葉詳明阿蘇高原絵本美術館の展示より)

「ビレッジトラスト」
生きるということ・・・
「ブルービー」の優しい眼差し
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