航空機の中で
2014-07-23
約90分という時間大学講義と同じ
集中して何ができるのか
例外もあるが、概ね月に1度は東京か大阪へ行く。研究学会等の出張を始めとして、私用を合算するとこの程度になる。すると以前より航空機に乗ることが日常化する。荷物の塩梅からして実に手慣れた感覚となる。飛行時間は60分から90分ほど。あまり寝込むこともなく過ごす事が多い。
この日は、搭乗する空港でメールチェックをすると、「午前中までに返信を」という一件があった。すかさず航空機の中で思案すべきと決め込んだ。手帳と持ち合わせた小さな資料である文庫本を荷物から取り出して座席にすわる。何事も時間制限を設けると、潤滑さが増すものである。
手帳に思い付いた事から書き出す。文庫資料を眺める。暫く脳裏で想像する。といったことの繰り返しで、「着陸態勢に入りました。」というアナウンスとともに、「思案の着地点」も見えて来た。90分という時間は、こうした構想を練るのには必要十分かつ適度な”距離”なのかもしれない。
こうした時間が過ごせる航空機
個々の尊い人生を運んでいる
あらゆる意味で空の安全を祈る
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