閃く俳句

2014-07-09
単なる言葉の羅列が
突然”文学”と化する瞬間がある
留学生との俳句創りが面白い

留学生の授業も前期末を迎え、成果発表への作業に入った。四人の学生が「俳句創作」に挑んでいる。以前に小欄でも紹介したが、五音の「名詞」をまずは沢山挙げて、それを説明する七音の語句を付ける。それの頭に五音の季語を置くという”定型の中の定型”というパターンを基礎として、彼らは多様な句作りに勤しんでいる。

日本語中級ゆえに、知っている語彙を無配慮に並べてしまう場合もある。季節が跨がったり類義語を含んだりと、短詩型のタブーを持ち込む場合もある。だが、ともにそんな創作過程を見つめていると、季語の選択を配慮するのみで突然変異が起きて”文学のように”なる瞬間がある。その価値基準は、教材として多くの俳句を読んで来た僕の文学的な感性に拠るものなのだが。

閃く瞬間
賞讃の言葉を贈れば彼らの笑顔
文学創作を通じてこそ、知識ではない日本文化が伝わる。
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