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妻が留学中の大学で銃撃事件

2010-03-11

10日(水)Webによるニュースは、即時性と広汎性を備えている。起きて早々にiphoneを見ていると、米国の大学で「乱射」事件が起こったというニュースがあった。しかも、それは妻が留学中の大学で起こったと知った。果たして大学内は、どのような状況に置かれているのだろうか?喩えようのない不安感がよぎった。

  早速、PCのWebからskypeを通話してみるが「オフライン」。仕方なく滅多に使用しない国際電話で妻の携帯に電話。しかし留守電なので、ぎこちないメッセージを入れるしかなかった。そうこうしてメールを開いてみると妻から。どうやら、大学内では冷静に受け止められて、授業も普通通り行われたという。一安心。日本国内にいる友人からも、心配するメールなどもらったりしていた。
 以下、またTwitterの TLから関連した内容を再掲。


アメリカ留学中の妻の大学内で銃撃事件の報道。学生に死傷なしというが、詳細がわかるまではこの上ない不安が………

妻が留学中の大学で銃撃事件。事の詳細を大学が逐一メールで全学生に報告。周囲は冷静に受け止め授業も変わらず実施。この情報の公開性が混乱を招かない秘訣だという。一部日本のサイトには「乱射」と報道されるが、試用期間の用務職員が正規になれず上司を逆恨み。米国銃社会の根は深い。



物事の状況と真相が分かるまでと言うのは、何とも言えない不安感がある。しかし、このアメリカの大学では、事件をかなりの部分まで詳細に教職員や学生にメールで伝えることで情報公開し、無益な混乱や不安を煽ることを回避したという。日本向けのWebでは「乱射」となっていたが、それは「乱」ではなく、試用期間の用務職員が雇用に関しての逆恨みで上司を銃撃したという。容疑者の拘束や銃撃を受けた職員の状態など、大学内のメールにより、ほぼ全ての情報が公開されたというのだ。

妻が語っている意見と重なるが、敢えてここにも述べておこう。果たして、こうした事件が日本の大学内で起こったならば、平常な授業を行うことが可能だろうか?答えは、100%不可能だろう。大学に限らず日本の学校には、過剰な隠蔽体質が多く残存している。それは記憶に新しい、インフルエンザA型の一連の騒動を見れば明らかだ。感染者の状況を学内に周知しないことを、「混乱を避けるため」という建前で守り通すが、それはむしろ大きな「混乱」と「不安」を煽り立てる。そして、身近な感染者の有無が周知徹底されないゆえに、学内での感染が急速に拡大していく。一部の者が情報を囲い込むことで、学生が自身の身を守るという意識を奪ってしまうのだ。

米国の銃社会は依然として根が深く、このような殺人事件が後を絶たない。これ自体は大きな問題であり、核軍縮と同様にオバマ政権が推進して欲しいのは「銃規制」であるとも思う。一般人が銃を購入できて使用できるという社会自体は、どう考えても異常としか思えない。

ただ、大統領選挙などでも見られた、情報の伝達性に根ざした民主主義の基本が、アメリカには十分に根付いていることが、こうした大学内の対応からも知られる。折しも「核密約」が表面化されてきているが、何かにつけての「隠蔽体質」が、日本に於いて、様々な悲劇を誘発してきたことを、もうそろそろ日本人は悟るべきではないのだろうか。

「情報公開」が常識だと思って行動すると、「隠蔽体質」信奉者には、「異常」な行動と捉えられてしまう。しかし、その「隠蔽」を暴き、世に曝すには、Webという強い味方がいることを、お忘れになっているのではないか。

「隠蔽」を意図した瞬間に、それは逆説的に「公開」への意欲を駆り立てていることを。
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