旅情豊かであること
2014-06-23
どんな目的であれ旅をしていると心が躍る
その折、その場にしかない出逢いの面白さ
研究学会に赴く際に思うのは、時間がある時に何をするかである。土産はどうするか?”月並”なものではなく、まずは自分で心から食べたいものであること。更に僕の場合は、賞味期限が「短い」こと。考えられないほどの長期にわたった賞味期限のある菓子類は、たぶんかなりの保存料含有であると考えて(米菓など種類によるが)、避けるようにしている。時間があるかないかで、その条件を満たす土産を購入できる場所に行くか否かを決めたりもする。
その地に友人・知人がいれば、会うか否か?限られた時間であるが、久し振りに会いたい友人がいれば約束を取り付ける。よく「今度行くね!」などと言っていて一向に実現しないというケースが、世間では通例になっていることを忌避したいからだ。「今度」「いつか」は、常に「今」であると心掛けるべきであろう。そういえば今回は長崎に来たので、当地出身で東京在住の友人に電話を入れた。すると新たな展開であるという話が聞けた。電話も「また」と言っていると、いつまでもしないものである。
再訪したい処がある場合も。長崎では、尊敬する坂本龍馬ゆかりの「亀山社中」である。長崎を発つまでに時間があったので、どうしようか迷ったものの、今回は「龍馬の意志」に思いを馳せる想像力に委ねて、雨降りであることもあって断念した。ただ確実にこの港町に来ると、「広い世界を見たい」という野心が起動するものだ。これまた昨日の記事ではないが、「実体験以上の体験」として、旅情の味わいの一つであろう。
往復の道すがら様々な人々に出逢うことも。
まさに「一期一会」かと思えるような邂逅。
旅情を豊かにするのは人生を豊かにすることでもある。
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