fc2ブログ

心の羅針盤

2010-03-09
8日(月)新しく購入し使用しているiphoneには付属のイヤホンがある。しかし、何となく耳に付けても据わりが悪く、コードも絡まり気味で使いにくい。きっとよい商品があるのだろうと、午後から池袋のビッグカメラに行った。それにしても、イヤホンだけで大量の商品が展示されていて、種類を選ぶだけでも迷いに迷った。耳への装着部分やコードの種類が、千差万別。また単純に音が鳴るものから音質にこだわったものまで、本当に種類が多い。おおまかに決断し、店員に念のためiphoneとの相性を尋ねてみると、確実に音が出る商品は限られているという。それなら、最初から絞り込めていたはずだ。先に質問をすべきであったと、それまでの大量商品の海で、決まった1点に絞る過程を悔いた。

  しかし、家電量販店とはよく言ったものだ。種々の家電品がそれぞれに大量の種類を取り揃えて販売されている。その大海のような商品の浪の中から、我々は自分が使いたい商品を選ぶ。ともすると方向がわからなくなり彷徨う。その商品が存在するから買うのか、何か目的が生じたからその商品を買うのか。どうもそうした購買の動機も曖昧になってきている。

  自分の幼少時には、たぶん限られた商品の中から家電品は選ばれていた気がする。街の電気屋さんが、カタログを元に商品を仕入れて、そして購入という段取り。せいぜい、グレードが2~3あるぐらいで、値段との相談でたいてい商品は決定していたはずだ。その電気屋さんがTVなどを運んで、家に来る日は記念日ともいえるような大きな期待があったものだ。

  時代は大きく動き、今や大量商品が存在し、検討しようと思えばいくらでも商品は存在する。相性の良い使うほどに愛着が湧くような商品との出会いは、一層困難な状況にあるような気もする。同時に情報やツールもそうだが、存在と目的とどちらが先行しているのか、使う立場でも分かっていない場合が多いようだ。まさに商品の海での大航海時代といってもよいだろう。

  であるからこそ、自分の存在位置を知り、目的地をはっきりした航海が求められるのではないだろうか。家電量販店での商品選択への迷いから、今の時代を生きることの困難さの一端を感じずにはいられなかった。価値観が多様な海の泳ぎ方は、それ自体、一様ではないはずだ。

  今こそ心の羅針盤を。
関連記事
スポンサーサイト



カテゴリ :日記 トラックバック:(0) コメント:(-)
tag :
トラックバック:
トラックバック URL:

http://inspire2011.blog.fc2.com/tb.php/166-1b76de8c

<< topページへこのページの先頭へ >>