母の日にはともに過ごして
2014-05-12
母の日物品のプレゼント以上に考えたいのは、
ともに過ごし楽しみ語り合うこと。
僕の自宅に、東京の実家から両親が訪れている。2月3月4月と年度切り替えの時季には、仕事上聊かの苦労も多く、なかなか落ち着かなかった両親。ようやく1週間の休暇をとって骨休めをしている。都会の喧騒から離れ、この自然豊かな地での”普通”な生活に、いたく満足しているようだ。
実家の真ん前がスーパーであるゆえ、深夜・早朝から荷下ろしのトラックの騒音が喧しい。寝ていても騒音によって深い眠りにつけないのが常だ。一転、僕の現在の自宅は、深夜にTVの音も憚られるほど静かな住宅地である。深い眠りからの覚醒には、早起き鳥の鳴き声が目覚まし代わりとなる環境だ。
休日であるこの日は、手軽に車で行ける範囲である霧島温泉へ。霧島神宮に参拝し新たな力を得て、爽快な好天に恵まれた中、展望浴場が自慢の温泉に入浴した。宿の選択がよかったのか、GW明けであったからか、お風呂も空いていてゆっくりと硫黄と湯の花の競演に酔い痴れた。もちろん父と二人で男性浴場に入っていると、「貸し切りだわ」という母の声が女性浴場から響いて来た。
夕飯は、自宅近所の馴染みの焼肉店。めったに肉を食べない母が、「宮崎牛は柔らかくて、美味しい」といって口にする姿が印象的だった。特にカーネーションの花を贈った訳ではない。ただ夕食後も自宅ダイニングで語り合う時間。こうしたともに過ごす時間こそ、何にも代え難い最上のプレゼントである。
時には大変個人的な
「母の日」の日記を書いた。
ささやかな幸福を噛み締めて。
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