fc2ブログ

島影を背景に思うこと

2014-04-26
闇夜に浮かぶ島影
穏やかな波音のBGM
向き合うは素直な心

関東在住のときは、江ノ島の島影が好きだった。湘南海岸から見える島の灯りには、いつも痺れていた。独りで車を飛ばして、ただただその島影と語り合いに行ったこともある。はてまた、重大な岐路に立たされているのを島影に見守ってもらったこともある。幼少の頃は、両親と出向き””おでん”を食べて、イルカショーを観たという強烈な記憶が未だに健在だ。

島を東側から見るか、西側から見るかで表情が違う。陸地と島とを結ぶ橋桁を眺めると、「境界」や「接点」といった感覚が心の底に浮かぶ。「島」でありながら陸地からの微妙な距離感が、他では味わえない異世界への入口を摸造的に可視化するからであろう。海に閉ざされ、海に抱かれる。そんな心の揺れ具合が、何とも言えない感情を誘発させる。

江ノ島には簡単に行けなくなった今、精神的に相似形だと感じさせる島が身近にある。島影は地形的に北側から見る場合が殆どであるが、1度だけ南側から見たことがある。島の大きさ・橋桁の長さ・島にある建造物などは江ノ島と違いは大きいのだが、僕自身の心の風景として確かに”姉妹”関係にあるかのような好感が持てる島影だ。今宵もまた、その島影にひそかに語り掛けた。

波音に揺さぶられる心
潮の流れに翻弄されているのだろうか
島影には確かな光が見えると信じたい
関連記事
スポンサーサイト



tag :
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://inspire2011.blog.fc2.com/tb.php/1621-e94e571b

<< topページへこのページの先頭へ >>