季節と身体
2014-04-22
今が旬の野菜と魚。これから暑くなる時季の鍛え方。
人間の身体も季節の逡巡に適合すべきなのだろう。
一昨日の夕餉を、近所の馴染みの料理店でいただいた。魚に詳しい店主が、「カマス」のいいのが入ったと言って、特別に大きな逸品を焼いてくれた。この時季からが旬で、5月になれば更に美味しいそうだ。(それも季節は地域性との関連があり、南九州での話である。)同時にこの時季には、刺身に苦心するという話も聞いた。当然ながら、魚料理は明らかに季節の逡巡に左右されるのである。更に言えば、海の時化(シケ)具合によっても大きな影響を受ける。
野菜を買う際も、季節を意識するようになった。この時季にはこんなものが旬であると思いつつ、地元の生産者の名前が表示された品を買い求める。何より輸送費がかかってないので、安い上に新鮮である。日常で”見える”範囲の田畑で栽培されている野菜を食するという生活が、何とも貴重であると思えるようになってきた。
トレーニングにも旬があると意識するようになった。寒い時季は、必然的に体脂肪を身体が溜め込みやすい。筋肉を増大するには好都合であるが、体脂肪減少には不向きである。これから暖かく、そして暑くなれば、発汗も多くなりシェイプアップに好都合である。冬の間に鍛錬しておいた筋肉を、脂肪を更に削ぎ落とすことにより形を整える。次第に薄着になる時季でもあるので、お洒落は身体のデザインからであると心得る。
日の出・日の入りへの意識も相俟って、
自然の中で生きているこころが目覚めた。
「無為」には程遠いが、まずははじめの一歩として。
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