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大学に入学するということ

2014-04-05
一昨日の入学式を経て、
新入生がキャンパスに集った。
新入生オリエンテーションの1日。

今年度は、「国語」を専攻とする新入生7名の指導教員となった。向こう2年間、基礎教育段階での指導を行い、3年生での専門段階に進むまでの指導や相談を担当する。さながら高等学校までの学級担任のような役目であるが、大学がどのような場所であるかを「悟らせる」ということが重要な役目であると自覚している。

いま、「教える」ではなく「悟らせる」と書いた。何かを与えるのではなく、学生が自らの意志を持って思考し体感し表現することで、「理解」していくのである。既に受験段階でこの7名の新入生は「国語」を主体的に選択している。(もちろん「主体的」の程度には幅があるだろう)そのこと自体を今一度、「なぜ国語なのか?」という疑問から問い返す必要もある。

僕自身は、時代相からして学生数が多かった上に、巨大な総合大学に自ら憧れて入学した。誰も何も教えてくれず身の置き場も定まらない入学時季の体験は、大海に放り出されたような解放感となり、むしろ大いなる野望を起動させた。この果てが見えない多様な人間の渦に接することが、大学生活の意義ではないかと息巻いていた。生育して来た地域や、家族などからの精神的な離脱こそが、この年齢期に必要なのではないかと思う。

自己の経験則はともかく、僕一人に7名という密度は理想的である。その上、「国語」専攻の2年生が、履修科目に関してアドバイスをするために「国語(専用)教室」に控えていてくれた。こうした縦のつながりを以て、「国語」という教科の教員を目指す”意志”が連接していくのは、僕にとっても大変嬉しい限りである。上級生を含めて、「国語」(文学)を心から愛する学生を育てる責務を、あらためて自覚した。

希望・意志・野望
大学に入学するということ。
新入生の新鮮さから教えられることは多い。

という記事を以てして、小欄1600回更新!!!
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