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自分で漕ぐんだ!

2014-04-01
年度の「尽日」「晦日」を迎え、
巷間はあれこれと騒がしい。
日用品をここぞばかり、
ガソリンスタンド前も長蛇の列。
世に言う”かけこみ”には動じず己のペースでいたい・・・

僕たちは色々な意味で、何らかの「船」に乗っている。「国家」「仕事」「学校」等々、自己選択をした場合もあれば、そうでない場合も含めて多様だ。「船」に乗っているためには、個別のルールに従わなければならない義務がある。同時に「船」の舵取りに対しては意見を述べる権利もある。

ちょうど2年前、大学非常勤でスピーチクラスを担当していた際、「消費税増税」に対しての意見を述べるというテーマを行ったのを思い出した。当時の大学1年生に対して、「君らが3年生になったら8%、4年生の秋には10%になるのだが、その可否をどう考えるか。」といって具体的な意見を求めたものだ。あの時、個々に意見を述べた学生たちは、この年度末をどのように過ごしているだろうか。

ここであれこれと惑わされるならば、2年前に確固たる「意見」を考える機会を持つべきだろう。「あなたの医療・年金・介護・子育てを守るため、消費税のご負担をお願いします。」という電車広告(中小企業庁)を目にした。こうした僕たちの生活に直接関わる分野に増税分が当てられるというのだが、それが「自分」に返って来るという実感は乏しい。熟議なき人々が「3%」の増税を前に、降りることのできない「船上」でドタバタと踊らされている。

「船」に喩えたのは他でもない。親類の子どもが進学をするので、その心構えを語り聞かせたからだ。「学校」が何かをしてくれるのではなく、「自分で漕ぐ意志」が大切だと諭した。巷間ではサービスが何かをしてくれるという幻想が肥大し、その裏返しで「船」の舵取りの方向はやむを得ないことだといった考え方が横行している気がしてならない。だが、一定の「船」に乗ってはいるものの、「自分で漕ぐ」意志を必ず持つべきであろう。むしろそれが「船員」の義務なのだ。

横並び「船」の乗り心地は如何に?
それでもなお、いつでも大海に飛び込む勇気を失いたくない。
「自分で漕ぐ」ためにも、「意見」を語り思考するときを持つべきだろう。
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