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歌で繋がるーアリス東京ドームライブ「明日への讃歌」

2010-03-01

28日(日)待望のアリス東京ドームライブ当日になった。朝から冷たい雨が降る。この日を待望していたのは東京マラソンに参加する市民ランナーも同じであろうが、この冷たい雨のなかの走りはやや気の毒な感じもする。それに引き替え、全天候型ドームは、天候を選ばないが、午後には明るい陽差しも降り注ぐようになった。

  比較的早く1時には東京ドームに出向いたが、けっこうな人が出ており、昼食をとる場所に困った。どこも満員なので白山通り沿いの日高屋へ行き、後輩ともどもタンメンを食べた。そしていよいよライブ開始時間が近づく。バンド仲間とも22番ゲート前で待ち合わせ、チケットを渡して、正面のライブ看板を見るといやが上にも、気分が高まってきた。

  アリーナ席のほぼ中央に陣取り、15時過ぎにはライブ開始。日本武道館よりはるかに大きなこの会場では、音の反響やステージの見え方も違う。しかし、昨年アリスが行った全国40カ所のツアーが一つになったようで、全国からのファンが大きな会場瀬狭しと同窓会の様相で集結していたのであった。

  まずは第1部の1時間10分。デビュー当初の曲にヒット曲を組み合わせ、次第に気分も高まっていく。武道館の時と同様、観客の年齢層は高く、ほぼ中年以上老人も多いという印象。小生などはアリスファンとしては、若手か子供といった世代である。それでもアリーナ席は熱いファンが多く、比較的立ち上がるタイミングも早いようであった。

  第2部の最初は、様々な世代のギタリストの登場。アルフィーの坂崎を始め、アリスが主導し世代を繋ぐ音楽を意識したようなゲスト参加。そしてアリスナンバーを共に演奏という企画であった。音楽とは人から人へ伝えていくというもの。それが世代に関係なく、伝わり拡がるという感覚が尊い。

  谷村新司の変わらぬ人間味溢れるトークに酔いしれ、次第にライブは盛り上がりを見せる。「様々なことを経て、この東京ドームへ辿り着いた」というチンペイ(谷村)さんの言い方は、ライブを観ている一人一人の心を揺さぶる。アリスが活動していた1971年から1981年当時の自分から29年間、どのように生きてきたかが自然と心に蘇る。そして時間を超えて当時も口ずさんでいた曲が、ライブで東京ドームに再現される。過去の時間と人々は歌を以てして繋がり合えたのだった。

  現在の日本社会には、こうした人との繋がりが希薄である。様々な曲に様々な歌詞。その一つ一つが違った人生であるはずの人々を繋ぎ止めて、生きることのよさを改めて感じてくる。こうした歌の力・ライブの力が明日の日本を生きやすい世の中に仕立てていくはずだ。

  昨秋の武道館とは、また違った意味でアリスライブにおいて感じるものがあった。「明日への讃歌」となっていたライブタイトル通り、明るい未来を目指して飛翔するアリスファンそれぞれの人生。その一つとして新たな勇気を持って歩もうという気分を高めて2月が過ぎゆく。

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