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勤務先と人生と

2014-03-06
いつしか送別会の時季となった。
思い返せば1年前、多くの方々に見送られた。
勤務先と人生との関係を考えるとき。

定年を迎えて退職される先生方の多くは30年以上の永年勤続である。大学院修了後すぐに大学の「助手」などとなり、そのまま職階を昇進して来た世代。大学専任職に就職するにも、そんな穏やかな(真っ当な、といった方がよいか)時代もあったのかと、現状と照らし合わせて様々に考えさせられる。その一方で、諸事情から転任なさる先生方もいる。どちらかというと僕自身も転任経験が豊富(?)なだけに、転任の先生方の立場は十分に理解できるものがある。

送別会に出席していて、この20年来ぐらいで人生の歩み方が大きく変化しているのを感じざるを得なかった。20代で決断し就職した勤務先に定年を迎えるまで勤務するのか。それとも人生の潮流や波動に合わせて、多様な勤務先を選択していくのか。日本社会の変化とも相俟って、より後者の人生を選択する状況が多くなっている。勤務先への多様な”思い”よりも、己の人生の潮目を重視した生き方ということになろうか。

そのためには、人生に確たる”幹”が必要であろう。己は何をしたいのか?どんな道をどのように歩きたいのか?そんな人生の地図を描きながら、この旅のような冒険のような日々を楽しめたら最高である。2度・3度の「送別会」に見送られるたびに、その地図には朧げにも新たな土地が見え始め、そこで予想もしない出来事に遭遇する。新たな人との”縁”に支えられて、未知なる展開を楽しむことになる日々である。

節目の昨年から年度が一巡しようとしている。
ようやく歩くべき道を、地図上で定められるようになって来た。
短い期間ながらともに勤務先にいらした先生方を見送りつつ、己の今を見つめる。
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