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発言が「不適切」なのではなく・・・

2014-02-21
世を騒がせる不適切発言。
その内容も様々ではあるが、
発した言葉が問題というよりは・・・

運動選手にとって五輪という究極の舞台で闘うことは、僕たち素人には計り知れない重圧がある筈だ。それを外野から論評するのは自由である。だがしかし、国家において五輪に関する要職にある人物が、競技の上で選手に成果が出なかったことに対して、見下した発言をすることを僕は許せない。

こうした発言は「不適切」なのではなく、発言した人物の心が投影されたものだと常々思う。世間では「公人か私人か」といった問題として取沙汰されることも多く、またそうした理屈で自ら逃げる輩も多く見掛ける。だが問題はそこではない。その人物の心が問題なのだ。

そうした腐敗した心を持った人物を頭に据えて、日本で再び五輪が開催されることに、あらためて大きな疑問を抱かざるを得ない。あくまで五輪招致や開催が悪いと言っているのではない。(元来「東京」開催に対しては、僕は反対意見を持ってはいたのだが。)開催国として世界から多くの人々を迎える立場として、この未成熟な国家・社会のあり方に対する羞恥心によるものである。

こうした日本社会でいいものか?
疑問を持つことが成熟への道である。
やはり僕たち一人一人が社会を変えていかねばなるまい。
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