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医療知識リテラシー

2014-01-24
インフルエンザが流行り始めた。
周囲から罹患したという声が聞こえてくる。
寒さと乾燥とで菌が活発になる要素が揃う時季。

果たして僕たちは、インフルエンザについてどのくらい適切な知識があるだろうか?他にもノロウイルス等の胃腸炎を起こす菌についても、その対応を含めて的確な情報を十分に持ち得ているかどうかは疑わしい。元来が、こうした菌に”ヒト”としてどのように対応したらよいのかという根本的な問題からして曖昧な中で、罹患し苦しんだりしている。

5年ぐらい前から、「新型」や「パンデミック」に対する懸念がメディアなどを通して報道されるようになった。確か「新型」騒動の際は、現在東京都知事候補である舛添氏が厚生労働大臣で、成田空港という”水際”で、必ず「新型」の国内侵入を”完全防御”するのだ、といって強硬な姿勢を誇示していたという記憶がある。その”政策”でむやみに長期間、成田に足止めになった方々がいた。まさに”島国根性”で、外敵は完全遮断を目指そうとする姿勢を行政が見せた事例であった。

果てに「新型」は、どこからということもなくたちどころに日本中で蔓延する結果となった。だが行政のみならず、報道を始めとする世論も、その時季に短期留学等で海外渡航をさせて「新型」に罹患した学生を出した高校などを、「感染源」を見つけたかの如く”叩いた”。その高校生にとっては唯一無二の貴重な渡航経験であったはずが、「世間」の閉塞的な発想ですっかり「悪者」にされてしまったという事例が、僕の記憶の中に刻まれている。

こうした例を見るに、メディアがいかに短絡的に医療知識も精査せずに情報を振り撒いているかがわかる。もちろんテレビ番組などには”専門家”である医師も登場するのだが、「新型」などであると、その医師であっても情報が錯綜している可能性があるということを、視聴者として意識しておく必要があろう。僕自身の経験からすると、この「新型」類型や「パンデミック」の可能性などにたいそう疑問があった。ゆえに新書でそうした情報に精通した内容を書いている著者である医師に、直接メールしてその具体的な状況への対応を問い掛けたことがある。その医師は情報の精査のためにかなり忙しい日々であると、そのブログから理解できたが、僕のような一介の「市民」に対しても丁寧に対応方法を指示する返信をくれた。医師とはこうあるべきだと、その時痛感した次第である。

幸い僕自身は、免疫力を高めるような生活をしているせいか、ほとんどインフルエンザなどを罹患したことがない。昨年暮れに、珍しく喉から鼻へという風邪を引いた。これが思いのほか長引いたので、引き始めの対応をあらためて心得ておくべきかと感じている。まだしばらくは、いくつかの菌への対応を余儀なくされる日々が続く。ともかく、手洗い・うがいの励行等、最低限の方策は個人的に心得ておこうと思う。

友人・知人らが早くインフルエンザから快復することを願う。
何より受験を控えた学生諸君などは十分に注意して欲しい。
そして医療・病気に対して適切な知識を持とうとする意識が、
何よりも大切ではないだろうか。
「情報」という観点で日本社会が抱える問題は多い。
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